RAU DEF/ESCALATE IIについて(2018/7/27)
こんにちは
PUNPEEが好きにも関わらず、一度もワンマンに行けていない私は
正直、成仏できるか不安です。
(一度当選したけど、仕事で行けなくて、次のチャンスは外れて、次のチャンスは人生のビックイベントと重なってしまって行けずです。)
PUNPEEつながりで友人ができたり。。人生の幅が色んな意味で広がりました。
PUNPEEとアルコ&ピースのDCガレージというラジオのせいでMARVELに激はまりしまたし。(これはアルピーの力もありますが)
そんなPUNPEE熱をもって、下記のアルバムのコメントをしたく思います。
「RAU DEF/ESCALATE II」
このアルバムは紆余曲折あったRAU DEFの原点回帰作品です。
BES・S.L.A.C.Kとは違うUSフローです。
「日本語だけど、何言ってるか分からない。。。。。でも、めっちゃ首振れる!!!」という内容。
BEEFを起こした後は転落、SUMMITを脱退。
ただリリックで魅せるラッパーじゃないから
メンタルがラップに影響しないのは最高。
どうあがいてもラップはかっこいい。
よくわかんない名義でもアルバムだしますけど
とにかくどのアルバムも最先端でかっこいいんです。
『Hypnotyz /Justice』
なにも考えていない歌詞だけに、深く考える必要もありません。
韻の多さにリズムが生まれるだけのある意味良質なラップです。
話は戻りまして、本作品。
『RAU DEF/ESCALATE』の復刻版です。
要は前回作品と一緒。一つ違うのはレーベルがSKY-HIが主宰するレーベル「BULLMOOSE」。
SKY-HIが加わることでどうなるの?ってなるけど、どうもならない。笑
なぜなら本作もPUNPEEがプロデュース。
日高君のように顔の広さでしか勝負できない早口ラッパーでRAU DEFがどうこうはなりません。
「GR8FUL SKY feat. PUNPEE」
Escalate 超刺激的な現象
巻き起こすPlay boy
Enjoy 無礼講 Suck my dick hoe
書きなぐるPencil 高まるテンション
激流に乗りクライマックスへ挑む
終わらせるのさ無駄な対抗
下手にセンスひけらかすの面倒い
着の身着のままYour ready know
Yo なせば成るから未だにNo joke
Big city Dream ダイスを転がす
どんなときでもかますってことさ
息抜きしても必ず飛ばす
お先に失礼 飛び出すFirst class
毎日新しいKicksが履きたいぜ
俺をHook upしたSkyは間違いねぇ
このRAU DEFにお任せ
無茶してSorry Baby 何度でも花咲かせる
「エンジョイ! 無礼講! サグマイディック! ホー!」
ってなんて低レベルな歌詞なのでしょうか。
でも、少しはリリックは成長しました。
「俺をHook upしたSkyは間違いねぇ
このRAU DEFにお任せ
無茶してSorry Baby 何度でも花咲かせる」
救ってくれた日高君へ、もう一度再起をかけることを宣言し最後のバースを締めます。
そうなんです、この歌は日高君への感謝の歌なんですよね。
「DESTROY feat. 5lack」
アイツが幸せじゃねぇなら
俺の努力も浮かばれん
でも そうしてる俺が幸せじゃねぇなら
母ちゃんと親父も浮かばれん
haha 好きにやりなっ
待った まだ終わっちゃいねぇ
先も見えねぇしもうちょっと遊ばねぇ?
Go crazy 588style You know that
仕事は先に片付けるのさ
いいから揺れろ スピーカーから震えるこの音
考えすぎてる 無心 ブッダの境地
oh shit もうどうしようもない具合な調子
この星に生まれたぜ 誰のおかげ
誰のために掴む金 成れの果て
トラブルは避ける 夜は酒
人生は賭けやめちゃダメ これで稼ぐ
アイツが幸せじゃねぇなら
俺の努力も浮かばれん
でも そうしてる俺が幸せじゃねぇなら
母ちゃんと親父も浮かばれん
haha 好きにやりなっ
都合よくいかない日なんてよくある 今も進行形
うきゃー、5lack登場。
みんなRAU DEFのことを好きすぎます。
ラップの華が半端ない二人がエンジンをふかせます。
冒頭の5lackもHookの5lackも最高です。
「FREEZE!!! feat. Sugbabe」
もしも君が
胸のどこかにつっかえたものに怯えて
縮こまっているなら
宇宙から眺めてみればミクロな世間話さ
Feel again You’ll be okay
バカは止めなってFreeze Freeze Freeze!
寝ても覚めても好きな事に無我夢中
どこまでも続くこの広い宇宙
愛しているんだとしたら 無い矛盾
伝えたい感情が駆け巡る
だって くだらない過去を思い返しても
このストーリーを楽しむ他ないでしょ
恩に着る 俺を支えてくれるTeam
どこまでも続くこの長い道
山あり谷ありそう甘くない
でも それが人生 超やばくない?
人と足並み合わせ歩くより
人と交わり いらない深読み
何よりも大切なはずなのに
とどのつまり結局 神頼み
力には愛で接したい
大分前に終わったダッセぇ時代
とはいえ でやり続けなきゃ意味ない
つまり 俺らにはもうこれしかないんだ
あれやっていいぞ これやっていいぜとか
好き勝手 自由に泳がせた
あのBEEFのときもBeat使わせたけど
俺の名前は伏せさせた ごめん
お前の街にいつも来ると曇り空ばっか
だから俺にとってこの街は曇り空
いつもそうじゃないとしても そう思った
HIPHOPだろ なりふり構わず
でも人生に効かないパンチイン/パンチアウト
だからフリする前に フリースタイルを
でもまずクソな考えをFreeze Freeze Freeze!
この歌は(私の勘違いかもしれませんが)、PUNPEEのRAU DEF愛の歌だと思うんです。
SUMMITを抜けて、色々あったけど、そんなことは小さいことだから
ネガティブな考えをやめようぜ!っていう一曲通しての歌なんですよね。
悩んでいただろうRAU DEFは最初の恩人PUNPEEにまた救われます。
そのPUNPEEに繋いだのは日高君でした。
RAU DEFのことを「君」とかいうから、恋愛ソングに聞き間違える。笑
「恩に着る 俺を支えてくれるTeam」
場所は変われど、ほぼSUMMIT。そしてビッグボス日高君。
前言撤回ですね。今のRAU DEFはリズム感もそのままにリリックも聴きごたえあり、
日高君もRAU DEFをフックアップするためだけにレーベル作るいい人。
なんかウルっときてシンミリするアルバムです。
日本語ラップオタク