OZROSAURUS/Rhyme & Bluesについて(2018/9/8)

こんにちは


KEN THE 390はプロローグ以前の作品がかっこよくて
それ以降がパッとしません。(これは皆の了解だと思うんですけど)
でもパッとしない理由をはっきり述べれる人っていないと思うんです。
これを的確に指摘できる人は世紀の発見だと思う。

確かメジャーデビューをTARO SOUL,COMA-CHI,KEN THE 390の順番でしましたが
ビビるほど駄作でした。(COMA-CHIは良かった気がする)

昔から胡散臭い高橋一生の風貌で、今も昔も毒にも薬にもならないことをラップしても
昔は聞きこむだけ価値のあるラップスキルでした。

例えば、TARO SOUL & KEN THE 390のセカンドアルバムの「Flying Sound Track」とかは
すごいファンクで、キレキレで、上手い具合のコンビネーションでした。
FLYING SOUND TRACK [名盤1000円]
TARO SOUL & KEN THE 390
VYBE
2018-07-25


そうだ!このラッパーはグループばえする人なんだ!と結論付けて、考えるのを
私は辞めてしまってます。笑



そんなギャラクシーを嫌いで仕方ないラッパーを今回述べたいです。
OZROSAURUS/Rhyme & Blues
Rhyme&Blues
OZROSAURUS
ポニーキャニオン
2006-03-15


高校時代、ウェッサイが好きな友人に、ファーストから纏めて貸してもらったのが思い出です。
OZROSAURUSと言えば、AREA AREAだと思うんですが
あれはファースト「OZROSAURUS/ROLLIN’045
ROLLIN’045
OZROSAURUS
プライエイド
2001-04-25



次にHey Girl、、そうあれはセカンドになります
OZROSAURUS/JUICE
JUICE
OZROSAURUS
ポニーキャニオン
2003-03-19


これは正直パッとせず、DJともお別れして、(今のSN-Zとはいつ合流したのかは知りません。。)
確かMACCHOが死にかけてから、サードアルバムの本作品です。


正直、今までの作品はかなりウェッサイよりのサウンドでしたが
サードの本作品は若干中和されて、衝撃のインディーズ作品の「OZROSAURUS/HYSTERICAL
をリリースします。
HYSTERICAL
OZROSAURUS
Bay Blues Recordz
2007-08-15


これはウェッサイなのかどうかすら怪しいオジロサウンドでした。



勢いよく通り過ぎましたが、ウェッサイ初心者には本作品は完璧な入門編かつ傑作な作品です。
DS455がダメだった人はぜひこのサウンドで慣らしてから、挑みましょう。

MACCHO自体直接的に何かを伝えようとするラップじゃなくて
とにかく肺活量と声帯が化け物で、言葉通り「浜の怪獣」です。

私がMACCHOの曲と言えばこれだっていう曲が下記になります。


「The Phoenix (will rise)」

約何年 経ったろう 重ねたライフ
still 045 よこしなマイク たやすかない
壁も壊す違い 転がすダイス 派手に揺らす
tonight yo bay side locohama style baby
一度死にかけた フェニックス smokin philies
首にかけた2faceのヘッド yellow white red
ぶら下げて 腕に光る ロレックス時計
うねるベースラインとビーツとライムに

掲げろよ拳 俺の方に
プライドがある 奴らやらホーミー
摑み取り証 残すストーリー
答えはねぇさ ひたすらrollin
掲げろよ拳 俺の方に
プライドがある 奴らやらホーミー
摑み取り証 残すとおり
still 0 4 5

これはPMX大先生の極上ビートを怪獣が食べてる様子の歌です。
前作2作より、声も張りがあってキレが違います。
一度死にかけたけど復活したことでこの曲です。
浜の怪獣こと不死鳥ってどんな生き物だよ。。。




「Disrespect 4 U feat. ZEEBRA」

Hip Hop Music風ポップラップ Music (Boo)
Disrespect 4 U East West North South (Boo)
Hip Hop Music風ポップラップ Music (Boo)
Disrespect 4 U一撃 Click Click Boom!

いーかボクちゃんよく聞いときな
ジブラが来る前に今のうち逃げな
心配してんぞおめえんちのママ
それか一人で来るか俺んち Ha?
たとえテレビや雑誌がお前を
騒ぎ立ててもだしまろなヘボ ネリー
次はどうする? エミネム風
年に一度 聞いてやるApril Fool
ステージにいてもStudioでも 
そこにHip Hopがあるなら Street
ガキだまくらかす くそエリート
サビの唄のメロでへたれヒット
おりこうさんだが ナルシスト
それがあだで迷い込んだHip Hop
だがそれまでにしろおめーのラップごっこ
ここじゃ通用しねえおめーの学力も

そして僕が大好きな曲です。
シマウマを引っ張り出して、言いたいことはギャラクシーのKREVAが嫌いだと。

なぜこんなに、MACCHOは怒っているのか。笑


騒ぎ立ててもだしまろなヘボ ネリー
次はどうする? エミネム風
年に一度 聞いてやるApril Fool

まじで高尚なラップスキルのぶつかり合いなんでBEEFは大賛成。
シマウマ(慶応)がいるのに、「ここじゃ通用しねえおめーの学力も」って頭に血が上っちゃってます笑
この歌は「SEEDA/TECHNIC feat KREVA」でアンサーされます。

OZROSAURUSZEEBRASEEDAKREVAの構図とか
まじでKREVAのマナーは最高です。



上記の歌もありますが、情緒豊かな優しくなれるアルバムです。
 Life Is One Time ~Rhyme & Blues~ feat.般若,SAY

My Dear Son

Soul Dier feat.SORASANZEN

風吹く土曜 feat.SAY



一方で、ストーリーテーリングの面も持ち合わせ
凄く細かいスキルも披露してます。
「The True Story」

自分の歴史と日本語ラップ史を歌ってます。

聴きごたえのあるアルバムで、
OZROSAURUSの本当のカッコよさを堪能するのに十分すぎるアルバムです。

日本語ラップオタク

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