KID FRESINO/Conq.u.erについて(2018/1/20)
こんにちは
同い年で活躍してる人、特に仕事などで一線で働いてる方をテレビで見ると嫉妬が止まらなくなります。
スポーツで活躍する人を見ると、なんとか言い訳を探して落ち着かせられるのですが……
仕事は私も勿論本腰でやってますから、言い訳出来ません。
同年代の方がテレビで特集組まれてたりすると、悔しすぎてチャンネルを変えてしまいます。
年を取るたび、今以上に悔しい思いをすると思うと恐怖で震えが止まりません。
ラッパーでいうと、関西ではR指定だったりMOMENTでした。
ばっちり、同い年では無かったですけど、私みたいな箸にも棒にも掛からない人間までに名前が知れ渡っていました。
今回、感想を述べたいのは
「KID FRESINO/Conq.uer」
そうです。KID FRESINOは1993年生まれ、ほぼ同世代です。
悔し過ぎますね。敵う相手ではないのはもちろんですが、同い年という事実を知るだけで、
まるで自分が生きることをサボってきたかのような感覚に陥ります。(サボってたんですが)
こういう感覚がどんどん麻痺することが、歳をとるということなんでしょうか。
KID FRESINOは、元Fla$hBackSです。
同級生のメンバーのfebbは、DEV LARGEに生前、日本語ラップのアルバムの中で一番良かったと言わせた男です。あの若さでです。
恐ろしすぎますね。
そして、少し先輩にjjj。
jjjに、DJじゃなくてラップやってみたら?と誘ったのがKID FRESINOのがラップを始めたきっかけです。
これが悪かった。余計なことをしたのです。
始めて取った曲をSoundCloudに上げると、スカウトからオファーが来ます。
完全にjjjが余計な才能を発掘してしまいます。
いえ、言い過ぎました。
日本にとって重要な才能を埋もれることなく、サルベージしたjjjは完全に天才です。
そんなKID FRESINOがラップを初めて10ヶ月でリリースしたアルバムが次々と話題を呼びます。
「KID FRESINO/HORSEMAN’S SCHEME」
「 Fla$hBackS/FL$8KS」
「 Fla$hBackS/FL$8KS」
今や、りんご音楽祭の1日目のメインステージのトリを飾る男です。
りんご音楽祭は毎年大物ラッパーばかりがトリを務めます。
りんご音楽祭は毎年大物ラッパーばかりがトリを務めます。
スチャダラパー、その次の年はTHA BLUE HERBです。その次が、何とKID FRESINOです。
そんな同い年のラッパーを見るために、早めに場所を取り、ライブでは声が枯れるほど叫んでいたのが
そう、同い年の私です。
そう、同い年の私です。
泣けてきます。情けないです。
という言葉すら、KID FRESINOの前では侮辱に値します。
音楽の勉強のため、NYに留学しています。
天才は恐ろしくストイックです。
アルバムは全体的にいつも通りの力強いフローが楽しめます。
RAU DEFと同様、完全に日本を背負って立つべき華があるフロー(ラップのうまさ)です。
ただ、歌詞を聴かせるようなラップではないので
当たり前のように歌詞カードがありません。(ニトロ、キャンディ、、等、CDで買っているので、可能であれば歌詞カードほしいです。。。)
当たり前のように歌詞カードがありません。(ニトロ、キャンディ、、等、CDで買っているので、可能であれば歌詞カードほしいです。。。)
しかし、歌詞カードなくともライブでは被せられるほど
KID FRESINOのくそイカしたラップを無意識に覚えてしまっています。
このアルバムの中で、私がくそ程気に入っているパンチラインは「死人が1、2、3、4、5! 死人が1、2、3、4、5!」です。(C.O.S.Aのリリックですけど笑)
『Special Radio feat IO』
『Umbrella feat B.D 』
『Umbrella feat B.D 』
『invoice feat ISSUGI』『Scarface feat C.O.C.A 』
トラックもくそかっこいいので、どうしても口説き落としたい女の子には
「俺イカしている音楽知ってるだろ~」的な感じで何となくかけておくのもアリですね。
日本語ラップオタク