ANARCHY/Diggin’ Anarchyについて(2018/2/13)
こんにちは
MC松島の新曲がJinmenusagiの歌詞に酷似しているとして、
先日Jinmenusagiが不快感を露にしていました。
先日Jinmenusagiが不快感を露にしていました。
『やれ』という曲で「高いハードルはくぐれ わからない奴はググれ」とラップしたJinmenusagi。
一方MC松島は 「高いハードルはくぐれ ハードルわからない奴はググれ」と似ているとも取れるラップをしています。
指摘されたMC松島は悪びれることもなく、似ていることを認識していたとコメントしています。
しかし即謝罪しています。
ただアルバムは出す旨でTwitterしております。
MC松島は揚げ足取りスタイルの正論派ラッパーにも関わらず、
この一連の流れはダサすぎる真骨頂に達しています。
この一連の流れはダサすぎる真骨頂に達しています。
この対応に、Jimenusagiは(Twitter上で)激昂し、連絡を無視しているようです。
二人のビーフ、楽しみにしております。
今回、感想を述べたアルバムは『ANARCHY/Diggin’ Anarchy』です。
今は「アナーキーも変わった」「昔の方がやばかった」
とか糞みたいな意見もあるラッパーあります。
とか糞みたいな意見もあるラッパーあります。
しかし、このアルバムだけは本当に熱いアルバムです。
ANARCHYとは、TOKONA-XがRYUZOに「ANARCHYの面倒みてやってくれ」
と言わせたラッパーです。
と言わせたラッパーです。
業界からフルパワーでプッシュを受けるラッパーなんです。
その分、本域で本物のラッパーです。
その分、本域で本物のラッパーです。
このアルバムまで、ANARCHYは強烈な生い立ちと地元を歌うことが主でした。
その内容に加え、瞬発力に長けるフローと声質だけが武器でした。
しかし、今作品は世界観が完全に飛躍しています。
(まずMUROの完全プロデュースで箔がついてますけど。)
「Magic Hour feat. PUSHIM 」
まさかのロマンティック。
”入れ墨”を”入れすぎ”な男にも関わらず、恥ずかしげもなく愛を歌います。
ゲットーさだまさし関白宣言です。
「Side B」
裏側の自分を歌っています。要は二面性。
「6 Feet Deep feat MACCHO」
感情が緊迫しています。
意味も「殺す」という意味で直接的な鋭利です。
6 feet deepはスラングで、墓を掘るという意味です。
MACCHOから入る狂気な雰囲気はこれもまた別格です。
「K.I.N.G.」
若手とは思えない強気な曲です。
ばっちり、日本の大将を張れるラッパーです。
少年院で見るテレビにZEEBRA
消えかけたろうそくに火をつけた
教官にばれないように書くリリック
自分の胸に響く
ある日TOKONAが死んだ
俺も友達もそのダチも泣いた
誇り高きライマー
意志は受け継いだ
京都の向島団地で生まれたラッパーのサードアルバムは日本が誇ることができる内容となっています。
日本語ラップオタク