LIBRO/風光るについて(2018/2/1)
こんにちは
通して聴けるアルバムって、最高だなと思うんですよね。DJ要らず。
なんなら、アルバムの中で繋いでくれる。シャッフル再生した時は大惨事ですが。
後は体力をそこまで要さないアルバムが良いですよね。正直、ポエトリーは大好きですが、
ポエトリーのアルバムを一枚を聴き終えた時にはもう次の日に備えて寝る勢いで疲れます。
ポエトリーのアルバムを一枚を聴き終えた時にはもう次の日に備えて寝る勢いで疲れます。
ただMigosだったり、ASAPみたいにノリで聴くアルバムだと、
「3曲目と15曲目同じじゃね!?」みたいな現象があったりと、、、(英語が分からないだけ)
「3曲目と15曲目同じじゃね!?」みたいな現象があったりと、、、(英語が分からないだけ)
そんなリスナーの悩みを打開してくれるアルバムが
最近、日本語ラップ聴いた人も何とかなしに
『LIBROの歌ってトラックがいいよね〜』
『LIBROの素朴なフローがハマるよね〜』なんて言っとけば、ちょっと詳しい人に見えます。
「おい!にわかが!」って怒られそうですがNIPPSも『知ったフリしろ!!』と言っているので、
これは日本語ラップとしてはこれはこれで正解なスタンスです。(act like you knowを無理矢理和訳した結果のパンチライン)
『LIBROの歌ってトラックがいいよね〜』
『LIBROの素朴なフローがハマるよね〜』なんて言っとけば、ちょっと詳しい人に見えます。
「おい!にわかが!」って怒られそうですがNIPPSも『知ったフリしろ!!』と言っているので、
これは日本語ラップとしてはこれはこれで正解なスタンスです。(act like you knowを無理矢理和訳した結果のパンチライン)
日本語ラップで知ろうとする努力(知らなくていい)を認められてる今、
私もLIBROについて書いても許されますでしょうか。
私もLIBROについて書いても許されますでしょうか。
doytena2000では、KM-MARKITとごりごりのラップをしており、
三昧ではこれ以上ラップする事ないみたいなリリックを残し休止、何だかんだ復活したラッパーです。
LIBROは日本語ラップを一つの音楽として向き合った音楽家だと思います。
『LIBRO/COMPLETED TUNING』では、小林勝行、OJIBAH、SWITCH-CNを招集。
一切大衆に媚びることなく、前回作よりも一回り主義主張が強くなったアルバムだと感じました。
そんなLIBROは最高な曲を詰め込んだアルバムを9sariから出しました。(9sari ファイナルツアーではごりごりに浮いていました)
それが『LIBRO/風光る』ですね。
そしてこのアルバムの中で特に下記の歌が最高にいい。
それが『LIBRO/風光る』ですね。
そしてこのアルバムの中で特に下記の歌が最高にいい。
トラックが切なく、グルーヴが利いたラップをしっとり乗せます。
「キミは天を行く」
どんな日にも朝が来て 見慣れた街 晴れた空 見かけはいつも通り
新青梅から中野通り 脇の哲学堂公園の中を通り
振り払う声と譲れない思い 釣りあいとれるなら引きずらないのに
解け合うにはまだまだ遠い 思考はループあの時あの場合
でも無理に消してし
まうことない 偶然必然で割り切ることない
まうことない 偶然必然で割り切ることない
悲しみは当然 幸せの分 両方背負うためと思うけど今は ん
この葛藤のループが螺旋階段だったと体感できたらと思う毎晩
一緒に登ろう 小さな魂 心に宿し涙で流し
ハナとハナ寄せ見つめあってる 冬咲くの花びら似合ってる
離れ離れ時間は止まってるまま あなたの帰りを待ってる
ハナとハナ寄せ見つめあってる 冬咲くの花びら似合ってる
離れ離れ時間は止まってるまま あなたの帰りを待ってる
うっすらラップを聴いてるとhookの「ハナ」が「鼻」とも聞こえ、
男女が寄り添いあって共に助け合う姿を思い描けます。
男女が寄り添いあって共に助け合う姿を思い描けます。
もちろん「華」の意味もあり、陳腐な男女の物語にしません。
むーん、切ない。いい歌です。
なお、ヘッズはこのアルバムをこう評価する一方で
LIBROのアルバムなのに、LIBROのバース少なくね!?ってもどかしいアルバムとも感じるそうです。
LIBROのアルバムなのに、LIBROのバース少なくね!?ってもどかしいアルバムとも感じるそうです。
日本語ラップオタク