R指定/セカンドオピニオンについて(2018/1/31)

こんにちは

Migosの来日を知り、沸く日本ですが、
私は先日Migosが出したアルバムをざっくり聴きました。
(言葉分からないし、聴き続けるのは苦労します)

感想としてはかっこいいけど、これが24曲まで続くと思うと怖くなる。
『Migos/CultureⅡ』の内容は24曲で1時間45分です。

Culture 2
Migos
Quality Control
2018-01-26


いや、ライブセットそのままかよ!って感じです。
収録曲の半分くらいは、次のアルバムでも良かったのではと思います。
(馬鹿だから英語分からない。)

ストーリーをクッソ詰めて、どうしても1枚のアルバムに
これ以上コンパクトに出来なかった神門『神門/親戚』21曲で1時間5分です。

親戚
半袖バイブスレコード
2017-06-21


無駄な比喩表現を省く神門ですら、21曲を1時間弱に纏めるのが限界でした。
内容は親戚のおばあちゃんが亡くなるという話です。

曲数は少ないけど、無駄に長いのがcreepy nuts
『creepy nuts/高校デビュー大学デビュー全部失敗したけどメジャーデビュー』5曲で1時間26分です。


メジャーデビューも延期となり失敗となった幕開けとなったメジャー初アルバムの中に、
creepy nutsはラジオをぶち込むという暴挙に出ます。
このラジオは、ラジオ好きに堪らない内容となっており、2人のもっさいトークがてんこ盛りに入ってます。

一方、曲数が多くとも内容が短いアルバムもあります。
『RAU DEF/unisex』12曲で36分。

UNISEX
RAU DEF
BULLMOOSE
2017-09-27


いやぁ……短けぇぇ。
これは短いです。
1曲3分ほどで構成されております。
もっと頑張れよぉ……
そんな中で感想を述べたいアルバムは
前述にも出たcreepy nutsR指定より『R指定/セカンドオピニオン』です。
セカンドオピニオン
R-指定
LibraRecords
2014-04-01


UMB3連覇後にリリースしたアルバムです。
creepy nutsとは雰囲気が違います。ものすごく暗い歌ばかりです。
そしてこのアルバムはコンセプトも注目なんですが、
なんつたってトラックメーカーがめちゃんこ豪華です。
今はDJ松永の専納ですが、この頃はI-DeA監修のもと、
JASHWON、FLAMMABLE、 Lil’諭吉のトラックでラップしています。

そんな高級なトラックの上で「負の感情」を前面に、
「偏った日本語ラップ観」と「強烈な劣等感」を歌います。
「日本語ラップ(ヒップホップ)はカウンターカルチャーなんだ。」
と論述される方の頷きが止まらないアルバムです。
今は明るいトラックで胡麻化していますが、基本はくそ根暗なラッパーです。
今から考えると笑える話ですが、
R指定の名前の由来は当時の本人が「少しエロいことを知ってる奴=かっこいい、イケてるやつ」
と考えていた為とのこと。
UMB2010年彗星の如く現れたR指定の入場曲は椎名林檎の本能、
極めつけにシャウトでは「ちんぽ」。完全に拗らせています。
そんな大学生は「スキルこそ正義」、逆にスキルないのに有名なやつ、評価されている奴を一切受け付けないスタンスでした。
要はキャラを売りにしている奴を一切認めていませんでしたね。

そんな「偏った日本語ラップ観」と「強烈な劣等感」、「スキルこそ正義」を歌うアルバムとなっています。
「R.I.P」

どこぞの誰かの後ろ盾
金 武勇伝 どれでもねぇ
自慢できる経歴も前科もねぇ
腕っぷし弱いもんで喧嘩も後免

挫折ってやつを味あわせる
自慢の彼女の前で恥かかせる
あつない?悪ない?中身にかける?

分かってる若手はなら皆見習う
血祭りに上げる
高く積み上げる屍の山 今見渡す
リアルかどうかはスキルで判断
肉きり骨まで立つ小手先
思いで作りじゃ怪我するぜパイセン
聞き耳立てといた方が身のため

「スキルこそ正義」下手なラップにも関わらずキャラで顔を利かしてきた先輩を
次々となぎ倒させて頂く歌です。
最高ですね。性格の悪さがにじみ出てますし、曲によく描かれいます。

「使えない奴ら」

しょぼい滑り台 ちっちゃい砂場
人影まばら 寝転がったベンチ
酔っ払いかジャンキー 釣銭10円ばっかし
ポンコツの自販機 ついてけない時代の変化
今時誰が使うこの公衆電話 フラッシュバック教室の隅っこ
フラッシュバック体育館の隅っこ 調理場の隅っこ 何してんの

使えないものを自分に例え、イケてない過去の自分と照らし合わせています。
日本一に何回なろうとも慢心することなく、過去の傷と向き合ういい歌です。
(女性はこんな歌嫌いでしょうが)

クラスのイケてない奴は日本一になった今、過去の恨みを晴らすことをラップに昇華し
回りくどい高尚な表現で攻撃するアルバムです。
「こんな意見もあるんだな~」なんて呑気に聞いたら怒られるような曲ばかりですが、
韻とコンセプトが面白いので片意地張らず聞いてみるのもいいかもしれません。

日本語ラップオタク

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