2022年BEST TOP10①(2023/1/1)

恒例行事です!!

私も30歳になりまして今年も魂削りながら生きてやろうと思います。
2022年は、私自身ラップできませんでしたね〜。本当は10倍ラップに打ち込みたかったですが時間が許しませんでした。フルアルバム3枚出して、mixtape2枚出してやりたかったわ。ただ、2022年、できない分、日本語ラップをめっちゃ聴きました。

⑩「BIM/Because He’s Kind」

10位は、悩みましたね。「BAD HOP/BAD HOP HOUSE2」と「般若/笑い死に」と同じくらい聴いたし、この3枚は、各々種類の違うインパクトでした。特にBIMは、今までなかった手札の多さを見せられて、「Skippin’ Rock feat. Benjazzy」を喰らっちゃって、毎週1度は聴いたかも。
学生時代、体育会系と文化系だった二人が、当時交わらない世界線だったのに
成長した先で、バチバチにやりあうという、「大人になって行く中学の同窓会」みたいな曲で面白すぎた。

おれとB-I-M、庭を取っ払い耕してる
金なら木に100億円 咲かすおとぎ話

THE OTOGIBANASHI’s

⑨「Yin And Yand/いなかもん」

Lowpassを聴いたときの唐突感と(唐突に現れた割の十分すぎる)スキルでしたね。めちゃくちゃかっこよかった。本EPでもトピックが多くて、「田舎のだらしない男」でありながら、丁寧なリリックとフローが好印象すぎました。

いなたい土地で生み出したこのFlow
俺らいなかもん 洒落たいなかもん
いつかどこかのブランド牛もいただこう
俺らいなかもん ずっといなかもん
忘れない味ママの煮卵

⑧「T-STONE/Type 1 Diabetes」

空音良すぎた。日本語ラップマナーの第一、片親。

Deluxe版の前が好みすぎて、おじさんのツボが撃ち抜かれました。追加で収録された曲も問題なさすぎて、これぞ【Deluxe】という感想。とくに「SUDACHI」が「巣立ち」と徳島の名産の「すだち」をかけた涙なしには聞けない。このアルバムのいい曲なんて挙げたらきりがない隙なしアルバムです。文句言いたい人は聞かない方がいいです。

「結婚と理想の現実」をサンプリングして、浮気離婚後のZEEBRAを招いた「Don dada feat ZEEBRA」は、正直くらったおじさんしかいないと思います。こんな見え見えの誘い水に乗るほどに知能が発達していないわけじゃないんですが、内容が良すぎて、降参です(リマちゃんに謝れ)。

困らすオレヤンチャ
二人共に感謝
ちっちゃい頃憧れたハリケンジャー

わかるよ。

⑦「7/ 7-11」

和歌山の錦の御旗こと、Homunculu$大先生が、大プロデュースの7です。9番目のキュウにちなんだわけじゃないんですが、たまたま、7番目の7です。ビジュアルとトピック(女の子なのに、「マリファナ」的なA-thugばりの大胆さとか)、表面上のリリックは正直ありきたりで、全然惹かれなかったんですが、フローですね。「SEVEN ELEVEN Freestlye」と「畜生」は、「ハンマーで殴ってきてんのか!?」と思うほどの力強さ。女版Swanky Swipeやないか!!!!と興奮しました。

お金がないのは、今だけや大丈夫
現実主義は好きじゃない、Bunnyたち

老後の資金に不安になる中年たちは、聴いた方がいい。勇気でる。

⑥「CHICO CALITO/ Sandra’s son」

2015年にUMB優勝してから、「Calito’s way」をリリース。やらなければよかったフリースタイルダンジョンを経て、長い冬眠期間を迎えます。同世代のR-指定はCreepy Nutsでぶち上がり、苦しい期間を経て、完全に温まった完璧なフルアルバムをリリースです。ラップやれば天才的に内容も詰まってるので、これからもシーンにいてほしい。

10年、ラップした
錆びないぜ、俺のゴールデンマイク
うちなータイムのワンマンライブ
チケットはすぐにソールドアウト

錆びちゃう人もいる中、地力の差で、名盤をリリース。

次回に続く②。

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