今週聴いた曲12 (2020/10/24)
もうそろそろMONYPETZJNKMNの新作が聞きたいなと思っていた矢先のEPでした!

「MONYPETZJNKMN/Gimme Da Dope」
EPといえども、もっと奥行きがある内容を聞かせてほしいのが本音でした。
ずっと「調子良い」って言ってた気がします。
それにMONYやせすぎてません??こんなビジュアルでしたっけ?
「SIMON/TWICE BORN」
BACH LOGICが最も狂暴だったころのアルバムですね。
知らなかったです!サブスクにひっそりと解禁されていたんですね。
先日のRYKEYとの曲でも、脊髄で理解できるかっこいい声質でした。
今後の活動も期待できますね!!たのしみです。
「Sound’s Deli/RUMBLE」
「Sound’s Deli/Sound’s Deli」
先日友人「絶対にスターになる」と教えてもらいました。
(ここだけの話、2020年彼らを知ってないと、日本語ラップ好きとして
だめらしいですよ。)
恵比寿の箱でのライブがめちゃくちゃ良かったらしく、周りの興奮と期待が5年前のKANDY TOWNを彷彿させるような様子とのこと。
確かにEPもシングルも、いい意味で、東京の余裕とかっこよさを醸し出してます。
早くライブ見ないと、、、
KANDY TOWN信者のぼくにとっては、KANDYよりスターになるとか言えないよぉ。(早く見たい)
Sound’s Deli
https://instagram.com/sounds_deli
G-YARD,Gypsy Well,Kaleido,Moon Jam,Tim Pepperoni がメンバーです。
「pinoko/Room」
おしゃれを装ってますが、pinokoのテーマは「ヤリチンとヤリマンとメンヘラの自己肯定感がえげつない作品」が続きます。今回も例に漏れずでした。
pinokoって本当にコリドー街って行ったことあるのかなって思うくらい
描写がおかしい気がする。仕事も暇で冴えない商社マンが、お金を払うのが惜しいがために、割安な女性を探せる新橋の反対口(銀座)ですし、、、
ただ、ラップがうまい!!!本当に聴いてても不快感がなく、程よいリリックの作りこみで、非常に好感度が高い作品でした。
「ZORN/新小岩」
余裕でサブスクに出ないですが、フィジカルで買うべき名盤でした。
ぼくは、初回限定を妻に隠れてこっそり買いました。
昭和レコードから出た数枚のアルバムは、曲単位で聞けば
すごくいいなと思う一方で、アルバム単位では全くからっきしでした。
「パパ」とか「妻子を養う」とかいうクソみたいに在り来たりなトピックで埋めたような曲が並んでいて、今後どんな展開があるのかな〜って思ってましたが
ぼくがバカでした。
今回は、「子どもを育てる」という人間として常識のテーマの上で、
確実にかっこよく、万人が理解できる
当たり前の「ラッパー」を定義しました。
過去の悪事を誇ったりする訳ではなく、その過去を当たり前として
その上にいかに面白くかっこよくラップするかを追求したアルバムでした。
ANARCHY, ILL-BOSSTINO, MACCHO, KREVA, AKLO, NORIKIYOというスターを招きましたが、ZORNのラップをより引き立たせる役目になりました。
今回は、アルバム名どおり、「地元」がテーマです。
その上で影響を非常に強く受けているTHA BLUE HREBこと
ILL-BOSSTINOとの「Life Story」は、終盤に泣かしにきます。
こんなにBOSSは、丸くなって、優しくなるの???
過去に「お前はHIP HOPじゃない」と日本語ラップの枠を余裕で狭めた
BOSSの所業で殺されたラッパーの咽び泣く声が聞こえました。
「いいかい シナリオを書き上げたらすぐにキックするべきだ 見様見真似でいいからやってみな それだけでした これだけで来た 何より俺だけってワケじゃなかったからここまで出来た」
同一人物かよ。めっちゃいい曲。
あと、BACHLOGICのトラックは、スーパーカーでした。
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