今週聴いた曲⑥(2020/8/29)
こんにちは

Majikichi Crewの新譜が何年かぶりにリリースされたわけですよ。
「Majikichi Crew/MITSUYA」
なんか、よくある「復活」とかよりも、
新曲ひっさげて、何の気になしに、さらりと現れるところあたり、coolでした。
Twitterでよく見るだけじゃない、実はラップがめちゃんこ上手いラップ集団です。憧れる。
とはいえ、僕も後追いで、soundcloudを聴いていた程度なので、メンバー調べてみました。NANO, MCハイソックス舐める, BOSS THE MC カフェオレ, salami, MC鼻にカカト落とし, ANPYO
「ZORN / One Mic feat. KREVA 」
PUNPEEに続き、ZORNの客演。
うーん、PUNPEEの曲の方が作りこまれてて、ワクワクしたしな。
纏まったテーマの曲がゆえに、非常に退屈でした。
「KZ/GA-EN」
ここにきて更に密度が高いフルアルバム投下です。
梅田サイファーの芯がここぞとばかりに、支えるような活動ぶりです。
気持ちいい韻が詰まっていて、聞いていて気持ちいです。
更に、若手のフックアップ客演もあったりと、人柄が出たアルバムでした。
「神様、私って囚人ですか つり革、手錠の通勤電車」
「すくわれろ」の前のskitから曲に至る雰囲気と曲の展開が異常によかったです。
「Creepy Nuts/かつて天才だった俺たち」
菅田将暉との2曲は、生理的に受け付けず、無理でした。
でも、アルバムタイトル曲は、文句なし、最高でした。
Creepy Nutsの各々の精神性の展開・成長が100%曲に反映されていて
青々しさが残しつつも、日本代表するラップグループの一枚です。
耳なし芳一styleは、早めのBPMのトラック、声色変えつつ高速にトラップではめこみ、幾重に重ねた比喩表現と韻のグルーヴ感が詰め込まれてます。
もう上手いのはわかってるし、執拗なまでのアピールですが
男の子大好きソングです。
「LB feat Jiniあs/DJ松永」
Creepy Nutsであり、世界一のDJ松永も例に漏れず精神性の成長が見られる一方でDJ松永の稚拙な性格が足を引っ張ります。
一般人のTwitterを揶揄し、ファンの攻撃を誘発してしまう発言を深夜ラジオに繰り広げ、次週誤解だったとかよく分らない謝罪をぶちかましたり、AK-69の告知時間を無視して自分の話をするような
人としての元来からのガサツな性格で、土足で人の家に入るような品のなさがLBという偉大なラッパーの怒りを招きました。
ラジオにて、若手時代、LBに詐欺の被害にあってしまったと大きな声で、全国民に伝わる言い方で言ってしまって、しっかり、LBの耳に届いたものでした。
LBは、しっかり、Creepy Nutsの最新アルバムリリース日前、むしろオールナイトニッポン前に、このアンサーを投下します。
それに対して、ラジオ内のDJ松永は、『今週に至っては、hiphopニュース一切ありません。珍事しかありませんでした。スタッフ総出で探しましたが、ニュースありません。123回放送してきて、初めてありませんでした。』という整理。
とはいえ、しっかり、LBが本来は無料なものを200万円近くハネてたのは、事実。
どっちが正しいとか悪いとかありませんが、今の日本は、前科者でも再起のチャンスを与えるのが社会・時代の流れです。あんまり大きな声で、「詐欺師」というのは”間違い”だったかもしれませんね。(槇原敬之を指さして、大きな声でシャ〇中とは言わないですしね。)
「YOUNG FREEZ, ELIONE, TK da 黒ぶち, Jazadocument & CHICO CARLITO/NEIGHBORHOOD (REMIX)」
地味なラッパーたちですが、実力者がちゃっかり集まり、クラシックソングがひっそりと完成していました。
特に最後のCHICO CARLITOは圧巻。
久しぶりにハッとさせられました。
「DJ CHARI & DJ TATSUKI/GOKU VIBES feat. Tohji, Elle Teresa, UNEDUCATED KID & Futuristic Swaver」
毎度様相を変えてくるTohjiのラップ。
飽きさせないラップ、フローで、リリックも異常に面白いです。
Elle Teresaのラップもうまくて、可愛いかった。
最高の一曲ですね。
ところで、プロペラって
夢だったんでしょうか。笑
日本語ラップオタク