今週聴いた曲②(2020/8/1)
こんにちは

「般若/12發」
トピックスとしては、般若のニューアルバムのリリースですね。
サブスクの全盛期になり、7月29日アルバムリリースにもかかわらず、29日以前より、MV既出の曲から徐々に曲が聴ける仕様。
今回のアルバムは、ここ最近の般若の作品と比較して、非常に完成度が高いように思います。このアルバムであれば、現物を購入したいですし、ライブもぜひ行きたい。(とはいえ、これまでの作品の曲自体はイマイチでも、ライブでの般若のラップは別格)
フリースタイルダンジョンが良い影響をもたらしてるかどうかわかりませんか、少なからずリリックにも反映されています。以前より振り切ったラップスタイルで一聴、傍若無人な印象の半面、丁寧なリリックで非常に楽しい作品です。
2020年確実に聴いた方が良いアルバムの1枚です。
SORIMACHI、、、、般若感が洗練さていて、複雑に入り組んだ韻の配置に感動しました。
シングルマザーは、トラックの壮大なイメージに負けない力強いラップで胸を打ちました。
とかく、このアルバムは、12(曲数)通りの般若がストレートに表現されていて、よかったです。
「Dos Monos/Dos Siki」
アメリカのレーベル契約だから、英語のラップなのかなぁと思いこんでたけど
そんなこともなく、がっぷりおつ日本語ラップで安心する。
トラックがすごいとかしか言いようがないけど、ラップはクラシックスタイルでかなり好感度高い。
「KEIJU/T.A.T.O」
「Hold You Down feat. MUD」「Remy Up feat. IO」
KEIJUのラップがめちゃくちゃ映えてる。やっぱり華がある。
声といいリリックといい、イケメン
ジャケットが海に向かって、バイクを2人乗りしてるんですけど
砂浜までバイク運転してるんですかね。(やめてほしいな)
「LUNA/QUEEN of STREET」
HIP HOPにも、R&Bにも振り切れない、中途半端作品。なんか、一通り聞いても「へ?」っていう情報量というか内容。チェーンの居酒屋のランチを食べたノリ。
でも、このアルバムの良い点は、SEEDAとBESの曲ですかね。
油が完全に乗り切った2人の刹那なラップが効ける貴重な曲。
「踊Foot Works/GOKOH」
ちゃんと遊び心あって、退屈しないアルバムでした。
特にGOKOH feat オカモトレイジなんかも、今までに経験したことないほどの爽快感。
でもジャンル(ラップ、ロック、シティポップ的な)のごちゃ混ぜ感の強いし、嫌いなやつが聴いてたら、最悪だし、絶賛してたら、否定したくなるグループ。
だから一人ひっそり聞いていたいグループ。
「山本びんた/KEMURI Side B」
滋賀の長のラップです。滋賀には、蛇や要といった個性あふれるラッパーがいますが、関西の地なので、大阪の特色も微量受けています。
それよりも色濃く個性を受けているのは、京都。よって、滋賀は、京都と大阪を7:3ほどでブレンド受けた特色の地だと勝手に理解しています。(まぁほぼ京都の山科のご近所の地だし)
それを色濃く体現している、ザ・滋賀は?って聞かれたら、間違いなく山本びんたであり、このアルバムだと思います。(他のアルバム聴いたことないけど)
めっちゃよかったなぁ。ラップの基礎体力がしっかりしてるから、一枚聞き終えても違和感が一切ない。
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