今週聞いた曲17(2020/1/15)
KID FRESINOは、新年から飛ばしてます。2021年一発目、目が覚める新譜が届きました。

「KID FRESINO/20, Stop it.」
多くの日本語ラップヘッズは、KID FRESINOからリリースされるシングルを聴いて、「よくわからねぇ」の連続だったと思います。
もう既にトラックは、「日本語ラップ」の体を一切なしてませんし、古めかしい枠組みなんかに囚われない自身を体現するかのような音源でした。
ここにきて纏まった作品としてアルバムがリリースされましたが、全体の統一感が抜群です。
JAGGLAとCampanellaの起用により、日本語ラップの色を完全に排除しきらず、KID FRESINO独自の世界観で、頭が固い日本語ラップヘッズを置いていかず、救っていただきました。(ありがとうございます。)
前述した「(ぼくの感性の欠如による)よくわからねぇ」シングルも、アルバムで聞くと非常に良いアクセントで、今までの印象を一新するようなものに聞こえました。
特に単発で「KID FRESINO/Cats & Dogs feat. カネコアヤノ」よりも、アルバムで聴くこの曲は至高でした。
その点、やっぱりフルアルバムは、偉大だなぁと思います。
「VaVa/Sekai feat. Koedawg」
2人ともラップうまうまで、良い感じ!
なんですが、ぼくは、ここらへんの世界に疎すぎて、わかりませんでした。
わかりませんでしたが、良い曲で、楽しめましたよ~笑
「梅田サイファー /HEADSHOT pt.2 feat. テークエム, ふぁんく, R-指定, KBD, KennyDoes, KOPERU, KZ & peko」
4枚目のアルバムを期待させるマイクリレーでした。
やっぱり、R-指定のラップ上手いなぁ、内なるJ(隠しても出てしまうJ-POP感)が苦手な方は、
この曲、非常に苦手かと思いますが。
この曲の主役は、KOPERUでしたね!
「賛美と阿鼻叫喚浴びる旅 ブチ抜く時計の針
橋で密かに検問張り待ち受けるカルマ全て殲滅し
戦場ain’t nobody エイムの鬼再び 」
「Lo-keyBoi/Come Ma Way feat.TERU」
おんなじ、大阪ですが、ほぼ京都の田舎に隣接する「枚方(ひらかた)」の皆さんです。
Lo-keyBoiとTERUがめちゃくちゃうまくて笑っちゃいました。
最高すぎて、この音源から2人の過去作を聴きまくってます。
ラップスキルと自分の思いを忠実にスピットできる点は、同世代の中でも図一だと思います。
少しだけ気になるのは、type beatsのトラックメーカーのクレジットの音がうるさい点のみです。
でも、でも、下記2作品よかった~。
1月14日は、午前中から、SCARS周辺で、「心筋梗塞」というワードばかりツイートで見てましたが
非常に残念な結果でした。。
SCARSは、ぼくの青春と言っても過言じゃないです。STCIKYさん、ご冥福をお祈りいたします。COMEBACKが大好きでした。
日本語ラップオタクブログ