「KANDYTOWN/Curtain Call (feat. KEIJU, Ryohu, IO)」について(2022/10/18)
なんかKANDYTOWNが最終章というか、ラスト感、撒き散らしてますね。

巷では、兼ねてから「解散するらしい」という噂が数年ありましたが
「ついにか〜」って感じです。
東京で働き始めた22歳の頃、BCDMGとKANDYTOWNのライブがあるって聞いて
仕事終わりに、夜な夜な代官山に行ったことが、遠い昔に感じます。
誰も特定できなし、なんてラップしてるかわからないし、決してライブうまくないけど(今も・・・?)
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDくらいゾロゾロしていて、気だるそうにラップしてる雰囲気・アティチュードが
本当にかっこよくて。
明確な理由はわからないけど、とにかく
「これが日本語ラップだ!!!!!」
って、感じて。
高揚感とともに、代官山の朝日を浴びてました。
ところで、 KANDYTOWNの「日本語ラップ」感は、雰囲気だけじゃないです。
まず「MVの楽しさ」です。次に「リリックの面白さ」です。これは、文脈とか、韻とかじゃないです。
ギャグの意味の面白さです。これらの要素は、「日本語ラップ」に必要不可欠というか、特にギャグの要素が不足するなら、日本語ラップとして不完全体です。
「かっこよさ」だけじゃ、日本語ラップとして物足りないです(って宇多丸師匠が言ってた気がする。)。
「KANDYTOWN/Curtain Call (feat. KEIJU, Ryohu, IO)
みなさんも気になっていた唐突な猪木

迷わずに行けよもしも一人
KEIJUに一度も感じなかった「燃える闘魂」。
だとしても俺はまるでイノキ
自分を取り巻く妬み勘繰り
そんな中、ぼくの数少ない親友から興奮気味に「KANDYTOWN/Curtain Call 」の考察結果の連絡がありました。


まじかよ。KANDYTOWNの曲で、IOのリリックを真剣に聴いたことなかったぜ。
何が言いたいかというと、まじで、IOの声が異常に小さいんです。
めっちゃ囁き、滑舌というか、息継ぎもややキレ気味(それはいつも)。


まずは覚えときなPlayers
Come on, Matsumoto
街が寝静まる頃に弾むFlow
寝てるえっちゃん横起こさない位のトーン
俺のNIKEが踏みつける綺麗事
初めたものを片付けに来たのさ
大抵のやつらはちらかしっぱなしさ
I tell u son, 待っても来ないお前のターン
人生は短い だから走るのさ日々
答えも知らずに歌う街の中
雨に濡れて名もなく咲いたフラワー
狙うBetter & Better塗り足す色
生きる今日1time4ever
何残せば納得出来る その答えを今俺たちが見せてやる
このビートの上 駆け抜けるStreets
Setagaya, Tokyo, Big city of dream 俺ら
熱い夜 憧れた
浮かぶLyricsは瞬きの合間
人は独り でも分け合う同じ夜
仕掛けるシネマKANDYTOWN 4 LIFE


しかも、めちゃくちゃ早いタイミングで、IOのヴァースの前半から、トラックがフェードアウトしていってる気が。
もう、IOのヴァースに関しては、アカペラじゃないか。
「スタジオいけよ」
改めての聞き直すと、Curtain Call。さらに最高だな。
KEIJUの面白さ。ryohuの真面目さ。IOのクールさ。が際立つ一品です。
とにかく、KANDYTOWNの新譜楽しみすぎる!!!!!!(さみしいけど)

眠れないほど夢を見てる
溶ける(解散する)には、まだ早すぎるんだろ!!!!!!もう少し!!!!!
熱い時には赤い絨毯
だからもう少しだけHold up
受けとれこのMessage
俺ら今もTownから鳴らすBeat
溶けるにはまだ早すぎる
だからもう少し
日本語ラップオタクブログ
えっちゃんは娘じゃなくて草刈正雄さんの妻の大塚悦子さんのことです。亡くなったメンバーのYushiの母ですね。学生時代にYushiの家にメンバーでこっそり集まって遊んでいたことを描写してます。
ああさんコメントありがとうございます!
貴重な情報ありがとうございます。
そうなんですか。えっちゃんが寝てる隣(の部屋)でラップしてるとなると、かなり描写的ですね。
とはいえ、死んだ友人の家に、こっそり集まるのも、なんか現実離れというか、(親の気持ちになれば)なんというか
複雑な心境ですが。。。笑
KANDYすぎるエピソードありがとうございます!!めちゃくちゃ興奮しちゃいました。
ポッシブルゆうや