こんにちは



今、劇的なフリースタイルブームで猫も杓子もラップが出来る時代です。
学生だろうが、サラリーマンだろうが本当に誰でもラップが出来ます。
かっこいいか否かは置いといて、特殊な文化が普遍になりつつあります。
楽曲を製作し、世間に広める為に、一番手っ取り早い手段が
フリースタイルで有名になることかもしれません。
ニコニコ動画も一時期ブームでしたが、MCバトルが一番健全なマイクストーリーです。


しかし、文化が開かれた分、かっこいいと思われにくくなっていると思います。
逆にMCバトルに参加しないほうがかっこいいMCとして
成している複雑な状況です。
「ラッパーだったら、フリースタイルくらいはできるだろ?」という文句も
一億人総ラッパー時代では、
「曲を持っておらず、フリースタイルだけのやつをMCとして認めねぇ」の方が今はしっくりきます。

そんなこんなで今回はMCバトル「でも」成したかっこいいラッパーを取り上げたく思います。





環ROY/なぎ
なぎ
環ROY
AWDR/LR2
2017-06-21



環ROYは有名すぎるほどフリースタイルが上手く、
MCバトルが強いとされている第一人者です。

環ROYは「現代のフリースタイル」の場から遠ざけたところで
日本語ラップが出来ているラッパーの一人でしょう。
(まぁ、見る人が見れば「今のフリースタイル」と「昔のフリースタイル」は
グルーヴ感が違うんでしょうし。)

環ROY/少年モンスター』以来、様々なトラックメーカーから引っ張りだこです。
少年モンスター
環ROY
DA.ME.R.ECORDS
2006-11-04






環ROY×トラックメーカーのシリーズのミニアルバムはコンスタント発売され続けました。

『環ROY×Fragment /MAD POP』

MAD POP
環ROY+FRAGMENT
術の穴
2008-05-17

『環ROY×DJ YUI/COPYDOGS』

COPYDOGS
環ROY+DJ YUI
m.p.p.h.
2009-06-24

『環ROY×OLIVE OIL/Weekly Session』


『環ROY×NEWDEAL/the klash』

THE KLASH
環ROY × NEW DEAL
THIRD CULTURE
2009-09-02




細かく単語ごとに区切る力強いフローで
自身の世界観をぶつけます。


上記のアルバムから待望の4年越しの単独作品である
環ROY/BREAK BOY

BREAKBOY
環ROY
POPGROUPRecordings
2010-03-17

break boy in the dream feat.七尾旅人はくっそ流行りましたね。



話は戻りまして、上記のアルバム。
アルバムが増すごとに芸術的要素が強まります。(MVからも感じます。)
鎮座DOPENESSと作られる楽曲はチル感が強いですが。

結婚し、お子さんが生まれた背景が影響しているような
緊張感のあるラップ。
チャラチャラした装飾品を排除したスマートな曲ばかりです。
日本語ラップのカテゴリー分けが明確に出来ないアルバムになっています。

「offer」「on&on」「ゆめのあと」が私のお気に入りです。




結婚したり、お子さんが生まれて
ラップの雰囲気が変わるラッパーは多いと思います。
KOHEI JAPAN、般若、ZORN。。。。。

その中でも、影響は受けつつも等身大の価値観でラップが作られる
環ROYのこのアルバムは他のラッパーにない聴き心地でした。




余談ですが、MCバトルでの名前いじり。
環ROY」で踏む場合はマストで「玉拾い」です。



日本語ラップオタク