こんにちは

昨日はTwitterを話題に上げましたが、ラッパーにtwitter持たせるのは良くないと思う派です。
感覚としてはK DUB SHINEを第三者会議室で見た時の感覚です。
「もっとハードコアな感じかと思っていたのに、全然ちゃらんぽらんな話し方だなぁ」
とギドラ時代のイメージを崩されるようなショックです。笑

ライブ、曲としてのキャラクターを先行して知っている今、
ラッパーの人間性まで知り、身近に感じたくないものです。
カリスマ性どころか、ラッパーも普通のおじさん、クソガキですから。

最近ではB.I.G.JOEも失言かましています。
DABOも人の画像?呟き?をあたかも自分がしたツイートのようにして炎上したり。。。
レジェンドと言われ、曲で評価されているにも関わらず
twitterごときで株を下げ、ヘッズを落胆させるのは残念です。





話は変りまして今回感想を述べたいのは
泉まくら/愛ならば知っている』です。
愛ならば知っている
泉まくら
術ノ穴
2015-04-22


泉まくらは福岡在住の
「さみしくて 流されやすくて そしてちょっぴりエッチで。
ラップをしちゃう普通の女の子」というキャッチコピーらしいです。
「全然、普通の女の子じゃねぇぇ!」ですが。




女の子の根底にある生きる力強さを泉まくらの曲からは感じます。
メンヘラはエネルギーを大量に必要としますからね。
術の穴出身ということもあり、イカしたトラックにバチバチにメンヘラなラップを決めていきます。
(一方、LOW HIGH WHO出身のdaokoも初めはこの路線でしたが、現在シフトチェンジ。)




世間一般が考える女の子の幸せを積極的に表現しないラップが聴き所です。
クラスの中心で輪になって今も尚ハッピーな女の子なんて、
日本に3割もいないでしょう。(偏見)
むしろ(世間の)身の丈にあった女子の幸せを泉まくらはラップで表現していると思います。
(私、女の子ではないですが笑)
ポジティブの押し売りなんてもっての外、逆ベッキーです。


リリックの内容が上記のように秀逸である分、栄えるのがラップの上手さです。
デビュー前のSNEEZEのミックステープに参加し、HOOKを歌っているところなんか聞いてると
元来のラップ上手さを感じます。






「明日を待っている」

いいこと悪いこと 教えてばかり
平気でいることだってあるのにね
錆びたフェンス 色のない花壇
いつからかな
まだ起こってもないことに苦しんだり
こんな心でもわかるように
take it easy  言い聞かせてる

トラックが踏んでった水たまり
傘さしたって濡れた足
そんなのも分かってきたから
あまり怖くはない

ときめきの瞬間 退屈に生きても
時計の針ばかり見ない
私の心で息をする
そうやって生きていくならばいっそ
深呼吸のスピードでいい
明日を待ってるよ

なんて良い曲。明るい!(笑)
暗さの中に、強さと明るさを感じます。(たぶん)
ちなみにトラックはLIBROです。





「愛ならば知っている」

苦しみを知れば人に優しくできるなんて嘘に
振り回されて 罪滅ぼしみたいに自分を押し殺し
いつも誰かのおかげ、自分のせい
そのほうが分かりやすいって
悲しい事をはき違えたまま
どうか君だけは笑わないで

みちる
ただ身体中に感じる幸せを恐れてばかりの人たち
偉そうに口説いてくるんだ
「愛ならば知っているんだ」と
誰もいないこの部屋で叫びたくなるよ。

リリックだけで情景が浮かび、
「悩み」と「もどかしさ」をきれいに表現されています。




「Circus」

誰もの目を引くトピック
山積みの週刊誌に
呆れるような見出しが溢れてる
うるさい文字は
挑発的でなんか妙な不安まで覚えてる

外はサーカス
「あの人何か間違えたならすぐに首を吊るまでに責めてやるのに」
「ざまぁみろ、自業自得、有名税」
そんな気まぐれな正義に
皆少し夢中みたい
こんな怖い世界抜け出して
走って遠くへもっと

こちらのトラックはOlive Oilです。
ずっと流れる週刊誌ネタ・ワイドショーネタに嫌気がさして
その光景が滑稽でピエロのよう(サーカス)と比喩しています。
もどかしい気持ちをラップで表現しています。
他の曲とは少し違ったコンセプトで面白いですね。





CM、タイアップ曲もばしばし決まってるフィメールラッパーです。
特徴的な声質も万人受けするんでしょう。注目ラッパーの一人ですね。
またジャケットは大島智子さんを起用していて、私も大島智子さんのファンになりました。

日本語ラップオタク