こんにちは

ラッパーのキャラが途中で変わって、(私たちが)受け入れるのに時間がかかることが時々あります。
人格とか性格なんかは見ただけでは把握出来ないので、あくまで印象なんですけど。

例えばSALU
SALUのミックステープが流行った時はUSのトラックにしっとり乗せるスキルフルなラッパーでしたが、B.Lにプロデュースされた時は底抜けに爽やかな兄ちゃんがUSフローでラップしていました。
当時の私は、あまりにイケメンのSALUを見て悔しくなりました。
ミックステープを聴いてるだけでは、もっさいオタクみたいなラッパーを想像していたので、
正直騙された気になりました。

一方で今、「Cho Wavy de gomenne remix」では、なんだかケミカルくさいです。笑

金ならば降る後で 俺がDrakeで彼Makonnen キミが知らない俺をプレゼン
何も知らないタレント崩れ うるせぇ黙れ黙れ 分かんねぇんだったら
そこで見てろ馬鹿め

んまぁ、CONCRETE GREENではケミカル臭かったですし、違和感はなかったのですけど……
ラップとかスキル云々の前にSALUには色んな一面があって、そこが魅力的だと思うんです。

SALU/ IN MY SHOES』『SALU/In My Life』と『SALU/COMEDY』『SALU/Good Morning』はお洒落なカフェで流れてても不思議ではありませんが
IN MY SHOES
Manhattan Recordings
2012-03-07

In My Life
SALU
トイズファクトリー
2013-06-05

COMEDY
SALU
トイズファクトリー
2014-05-21

Good Morning
SALU
トイズファクトリー
2016-04-20



SKY-HI×SALU/Say Hello to My Minions』『SALU/BIS 3』『SALU/INDIGO』ではダークな一面が多くあります。

Say Hello to My Minions
SKY-HI × SALU
トイズファクトリー
2016-10-26






INDIGO(通常盤)
SALU
トイズファクトリー
2017-05-24


(全ての曲が当てはまるわけではないですが、ジャッケットからも伝わるアルバムのコンセプトの違い)

アルバム毎のライブを見るたびに、落差ありすぎて、
SALUのビジュアルが好きな女性ファンは付いて行けるのか不安になります。



とそんな中ですが感想を述べたいアルバムは
SALU/ IN MY SHOES

やっぱり当時は大きなインパクトを受けました。
日本語ラップにありがちなローカル感もなく、お洒落な外国から逆輸入されたお洒落な服屋位、私の中では受け入れ辛いものでした。
佐藤健が今までにないラップスキルをかまし、スカしたリリックに、
洒落たトラックに乗せているようなもの。殺意が芽生えました。(すべて嫉妬です)

鬼に金棒ならぬ、鬼に核兵器ぐらいの破壊力があり、鬼である必要さえ失います。
(SALUであれば、イケメンである必要がない意)

世に大々的に出た代表曲
「Taking a nap」

やる気とあくび be adictted to money  それともその愛?
誰の為にめくるページ  誰が味方で誰が敵?
その見方がもう嫌で  だけどそれが当たり前
誰かの視線を気にして  またくだらない理屈で「じゃあもうこれ」
世界の人たち気にしてないぜ  自分の国がどう見られてるかなんて

ある朝何気なく起きる  まだこの世界に自分は居る
死ぬ程幸せだと知る  まだ太陽に照らされてる地球
オゾン層が破れそう  両極の氷が溶けて水溢れそうbut..
Take a nap

今までの日本語ラップにないようなリリックです。
「うたた寝」っていうタイトルも(イケメン力が)しつこいです。
正直、このPV見て素直に「かっこいい。。。」と絶句しました。

「The Girl on a Board」

あの子はこうやって判断  必要か必要じゃないか
人、物、流れてゆくレーン  流行り廃り流れてゆくゲーム
次の現場  収録、撮影  彼がくれた忠告なんて
時々思い出すけど  過ぎてく景色に揺れる陽炎
彼らはこうやって判断  売れそうか売れそうじゃないか
もてはやされ捨てられてくWay  晴れたままの心に降るRain
さみしげな目つきで眺めた  この街の光の中には
Everythingが大丈夫さ  澄んだ目の君の看板


この2曲を入れたアルバムでB.Lはシーンをひっくり返そうと思ったようです。

↑やっぱり、この当時のSALUはケミカル臭くないです。
日本が誇るトッププロデューサーBACHLOGICが惚れた男です。
当時は兎角USのパクりだとか、ダサいとか、トラックしか聴く価値ないと批判されましたが
それだけ新しいことをやっていた証拠だと思います。
このアルバムの中に、上記他にもいい曲がたくさんありますが
売り出し曲である上記2曲が一番いい意味で面喰いました。


日本語ラップオタク