こんにちは

私たちの世代はMDに保存する文化があって
TSUTAYAに行けばMDも売っていた気がします。
いつから、無くなったのかわからないですが
ポータブルCDプレイヤーがなくなれば、MDプレイヤーも気が付けばなくなりました。

当時、音楽を聴くことができる携帯をあったものの
高校生だった私はガラケーで音楽を聴くのはもっての外(電池の減りが早い)
徐々にmicro USBのウォークマンに変遷し
気が付きゃ、ipodでした。(もうipodすら見ないけど。)
安いipod shuffleだったり、使ってました。


micro USBには友人から借りた
AK-69, LGY, OZROSAURUS, ANARCHY, RYUZOとか入ってたなぁと
何が言いたいかというと、前回に引き続き
懐かしのアルバムについてpick upしたいです。


くレーベル/【其の五】その後は吾郎の五曲
[其の五]その後は吾郎の五曲
オムニバス
SPACE SHOWER MUSIC
2009-06-17


毎度KREVAがくレーベルとしてアルバムをリリースしましたが、
今回はvol5ということで其の五。

前回がvol4の為、その四。
四=死
くレーベル/くレーベル is dead?」となっています。

[其の四]くLabel is dead?
オムニバス
SPACE SHOWER MUSIC
2009-06-17

Nas / Hip Hop is dead」ともかけています。(おもしろいー)
ヒップホップ・イズ・デッド(限定特別価格)
NAS
ユニバーサル インターナショナル
2006-12-20




今回はKREVAの感性を生き写しした熊井吾郎のプロデュースです。
うんまぁ、どうやら熊井吾郎がトラックを提供しただけらしいですが。
千晴(ラップ)と熊井吾郎(トラック)を足せばKREVA」という公式を求められることから分かるように、
KREVAの弟子はほぼ傀儡で、未だ上皇として君臨しております。
むしろ熊井吾郎の方が今や行方不明ですが。

低い音がばっちり効いたトラックは凄くワクワクしますし
聞いたら「これこれー」って思えます。
KREVAのトラックに脳を支配されている世代は聴いただけで、
私たちの中の日本語ラップ細胞が活性化されます。



一聴しただけで、誰のトラックかわからないと、日本語ラップリスナーとして失格ですね。
I-Dea, Bach Logic, EVIS BEATS, DJ WATARAI, DJ HAZIME, fragment挙げたらキリないですが
KREVAもかなり特徴的です。

本作では、KREVAが呼びたいなぁと
一緒にラップしたいなぁと思ったラッパーが選ばれます。(余裕で名誉なこと)


【参加アーティスト】
KREVA
Romancrew
THE FLEX UNITE
SONOMI
SEEDA
L-VOKA
AMIDA

ここで、SEEDAは嬉しいものです。
「SEEDA/街風」の作品ではSEEDAが客演依頼という形でしたが
街風
SEEDA
エグジットチューンズ
2007-10-17


今回は
KREVAからのオファーです。
「SEEDA/花と雨」を聞いていたKREVA

花と雨
SEEDA
KSR
2006-12-23

「うん?俺のことディスってるの?」と連絡しないと起こりえなかった作品です。感謝。



THE FLEX UNITE?って誰?となる人もいるかと思います。
当時の私は適当にICE DYNASTY(キャッスルレコードのG.O.がいるところ)とかZZ PRODUCTIONサイプレス上野がいるところ)とかと一緒なんじゃと勝手に思っていましたが(失礼)

関西出身のグループ、AZZ ROCKからなるグループです。
THE FLEX UNITEKREVA橋渡しとなったのはSHINGO☆西成
そして2010年勢いがあったグループは
KREVAの琴線に引っかかりました。(夢ある―)

その後、は一人でラップし、がっつり前のめりなアルバムを作成しますが、この時は若手。
THE FLEX UNITE自体はとってももフレッシュで
ラップはオーソドックスですがトラックメーカーにB.Lを担いでたこともあり、最先端なUS感を振りまきます。


ちなみにICS DYNASTYは2007年から2010年の活動。
ZZ PRODUCTIONも大体2010年ごろの活動。
グループ活動が活気な頃でしょうか。



「無くない!無くない!feat KREVA L-VOKAL AMIDA」

b-boyのパンツは太め
じゃないとだめとかよくワカンねぇ
どいつもこいつもマニュアル通り
アイデアがないlikeこの国の総理
誰かがやったから俺もやる
誰かが言ったから俺もいう
ヒップホップはこうじゃなきゃダメっていう
考えがヒップホップじゃねぇ
そもそもレコードを逆に回した
DJがこの音楽を流行らした
あげるライターないなら携帯
みたいな理解が必要な時代
結局どの世界もなくない?
ポリスもウェイターもラッパーも実際
KYよりもYKがうざい
融通きかないやつKISS GOOD BYE

自称ラッパー
ゲストでライブに入れてもらうが、たまにリストに名前がなくて家帰る
自称ラッパー
挨拶するとき、握手か拳当て合うか、たまにちぐはぐなる
自称ラッパー
客先にともだち見つけたら、すかさずシャットアウトする
自称ラッパー
グループでラップするときあんまりうまくない奴が一人いる
自称ラッパー
アカペラでかっこよく早口で次の曲に行く
自称ラッパー
say hoがイマイチの反応、マイク外して生声でいう
自称ラッパー
たまにマイクがめっちゃ臭い、でももう一回匂ってしまう
自称ラッパー
いきってラップするが、曲終わったら調子どう?と曲の様子うかがう
自称ラッパー
DJの人、MCに振られると大概顔を下に向ける
自称ラッパー
マイクのコードを誰が踏んでて自分の番の時に変な体型になる
自称ラッパー
地方でLIVE、接待された料理の写真をブログに載せる
自称ラッパー
I'm rapper

尖りにとがった3人です。
AMIDAなんてラップが大の得意(職業トラックメーカー)なのに、尖りすぎが故にラップすらしていません。
L-VOKALもパンチのきいたことばかり言おうとしています。(それが彼のいいところ)
KREVAは後日談でこの曲で初めてAMIDAがライブでラップしているところを見たとのこと。
KREVAの評価としては、声の通りもラップの滑舌もこの日一番よくて驚いたとのこと。
(そりゃ、あの
韻踏合組合の中から抜きんでた才能ですから。)

なお、この曲は一回も集合せずに
データのやり取りだけ作ったそうです。。。



「good boy bad boy feat KREVA SEEDA」

21 question 
バッドなメロドラマ
Streetを離れ
やめたコーカ
だが変わらなくみえる
キャッシュとヘイター
あい変わらずって奴が世の中
世論にメディア
おまわりのHIP HOP 狩り
でも刈り取れない
唄を歌い
言葉はブレットよりもヤイバ
突き刺してさしった跡残るのはSCARS
俺は過去より今がいい
俺の趣味はbeerよりwe
残念ながらbitchよりlady
お前は俺を知らない
I ain't thunging悪ぶってないって
I'mma just hustling金儲け
good boy bad boy
好きにみてくれ
hood star good fellas
peace to da deads

今更 もう遅いから
諦めの境地 どこからどう見て見ても全く届かない
good boy good girl

仕方ない 似合わないから
諦めの境地 結局
端から見ればやっぱり俺たちは
bad boy bad girl

このままどこまでもこのまま
I don't give a damm about
遊びじゃねえから
言葉吐く どこまでも言葉吐く
誤魔化さず 止まらず
それでもやっぱ世間の目
って奴は相変わらず遠慮ねぇ
だからどうしたこうしたもねぇ
いつでも俺は俺




メローにラップを乗せます。
HookがKREVAを飾り、SEEDAが主にバースを蹴ります。
正式にKREVAの認証を受けたSEEDAILL-BOSTINO(そもそも街風の時に客演)、
ZEEBRAとも客演を果たし、一気にレジェンドの階段を上ります。
GUINESSとのビーフを圧倒的にラップ力だけねじ伏せた後のこの曲、この余裕です。
MC漢も招いて作品作ってしまう始末。
なんかこの曲もGUINESSへのラップなんじゃと憶測が広がったほど。
曲もいいのですが、歴史的にかなり意味のある意義のある曲となります。

この曲の作り方はKREVAがhookを乗せて
SEEDAにデモを渡してリリックを作ってもらったそう。
KREVAの他のリリックはSEEDAのRECの横で2分で作ったそうです。

このアルバムの歌詞カードにはトラックの元ネタや制作の様子など
書いてあるので、ぜひCDを買ったほうがいいです。


余談ですがKREVAは他に客演で呼びたいラッパーもいたとのこと。
その一人は、今となってはですが、当時単体の作品一つもなかったPUNPEE
(CCGのmix作品の曲を聴いて、「狂った内容でラップしてるなぁ」と思ったそうで)。
アルバムを聴いてよかったと思ったのは、あるま
他にはSTICKYもラップしたかったそうです。
KREVAからのラブコールもあるし、SEEDAとのつながりもあり余裕で客演できそうでしたが、
結果作品になりませんでした。残念。
「ラップしたかったら無料でトラック提供するよ。」とKREVAから、そこまでお誘いがあったのに。。。



5曲通して当時勢いのあるラッパーの客演陣を比較して
結局、KREVAの一人勝ちです。
やっぱりラップの精度が違うんです。メリハリが違います。
KREVA本人も一番驚いたのは自分のリリックの書く早さだったそうです。一時間とか二時間レベルだったそうです。
(他人と比較して初めて気が付いたそうです)
しかもこのラップのクオリティ。
2019年未だにライバル不在です。


2009年のKREVAは照れも虚勢もなく
次の会場はきっとスタジアム級
というパンチラインを残しました。
2019年、10年後は余裕で沸かせるラッパーですが


2020年、、少しずつとはいえ、KREVAの道とは異なったルートで
KOHHANARCHYらが日本語ラップのキングの座を奪っていくでしょう。

日本語ラップオタク