こんにちは


先週末、今回タイトルにある通り、「戦極MCBATLLE 第19章 King Of Fantsista 3on3
に行って参りました。
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楽しかったなぁ。。。

こんな会場がでかいMCバトルは久しぶりで、若い人も多くて新鮮でしたね。。
感想を端的に言うと下記の3点ですかね。

IDが人気
はなびの熱狂的な男性ファン
かしわの風格


今大会面白かった点は、魅力の再認識が多かったところでした。

再認識したきっかけは2つあります。
1点目はMCバトルの全盛期と予想される昨今、一線を一旦退き、
腰が重かったMCが”団体戦”という仲間の支えを元に復帰できた点です。
CROWN-D、しろくま、かしわの3人の活躍は19章の盛り上がりの立役者となってました。

2点目は、個人では敗戦を喫したにも関わらず、仲間の勝利で団体で次に進めることがある点です。
団体戦ならではですね。
得意なビート、得意な相手を機に調子を取り戻し、大会を盛り上げる一因となっていました。
呂布カルマMU-TONは調子を取り戻した役者でした。
特にMU-TONは決勝まで全敗でしたが、決勝ではMU-TONの良さが全開でした。

普段のMCバトルにはない”団体戦”という要素で盛り上がりみせた19章の様子を確認したい方は是非DVDの購入をお勧めします。





ルール
試合前に各チームごとにオーダー票を提出。試合ごとに変更可能、
発表まで相手のオーダーがわからない。
先鋒は8小節4本、中堅16小節2本、大将は選択制の8小節4本か16小節2本。
ポイントは先鋒と中堅は1ポイントずつ、大将は2ポイント。
延長の場合は決勝以外8小節2本。
代表戦になった場合は、八文字さんが、くじを引き
「8小節4本、16小節2本、サイレント」等のルールがあり、
ルールが決まってから代表戦の選手の発表ができる。





一回戦
1試合目
COLORS(PONEY, 句潤, ROWAXXX
東海喰種(梵頭, CROWN-D, BASE

先鋒 (8×4)
句潤 対 CROWN-D



DJ YANATAKEがかける「マジでハイ」に大歓声が上がるも
期待を裏切り、句潤はDJ Marbyを選択。

初っ端から、句潤が会場を煽り、会場は句潤一色。
CROWN-Dも「ちっちゃいサティバ」「第7サティアン」で硬く踏むも
最後までクオリティが高いバース吐き続けた句潤が勝利。

2012年UMB名古屋代表の看板を背負った男が本大会の一試合目を飾った。




中堅 (16×2)
PONEY 対 梵頭




PONEYがビートアプローチしつつ、名前いじり等にしっかり応答。
しかし男臭い粗いラップで控室の草ネタを持ち出した梵頭
(ステージに上がった時から何故か観客にもガン飛ばしていた梵頭。)
梵頭が太々しく、試合巧者のPONEYと肩を組んでしまう始末。
梵頭の生々しいバースの前に敢え無くPONEYの敗戦。




大将(8×4 or 16×2)
ROWAXXX 対 BASE





近年のバトルでは、これが決勝でも文句ないでしょう。
それくらい豪華なカードが一回戦から。
この時のBASEはかなりキレキレなバースを一発目から。
「ユーノーセーン?、俺はHIP HOPの優等生、ぶっ殺すぜ」
「ここは川崎A-Thug、俺が B-Thug」
川崎クラブチッタということもあり、SCARSの総大将を引っ張り出す綺麗に纏まったラップを披露。

そのバースを上回るクオリティのROWAXXXのラップ。
BASEのフローを引用し、最後の8小節は前のめりにタイトに決め込み
ROWAXXXの勝利。

COLORS(PONEY, 句潤, ROWAXXX)勝利





2試合目
もー勝ってまんねん(呂布カルマ, 晋平太, NAIKA MC
Freak's'(ミステリオ, キョンス, K-razy

先鋒 (8×4)
晋平太 対 ミステリオ




発表前から、先前に居続ける晋平太
予想通り、先方として出場。

出だしのミステリオ節全開。
R指定に有名にしてもらったおっさん3人」や
まだ一言もラップしていないのに水を飲もうとする晋平太に「水飲むな」
などユーモア溢れるディスを披露。
それに対して晋平太は「焼け石に水」「水掛け論」など水に関するワードでバシバシとアンサー。

最後の悪あがきでミステリオが「体育館シューズ」と「マジックマッシュルーム」で踏み
バース終了間際に一言「おちんちん」と言うも
空回ったミステリオに容赦なく熱いバースでピースに纏め上げた晋平太に軍配。




中堅 (16×2)
NAIKA MC キョンス


先行のキョンスがマイクを持とうとしたNAIKA MCに小節ミスを指摘するなど、細かなラップするものの
NAIKA MCが一言「準備体操終わった?クネクネすんな気持ち悪いな。お前そんなタイプだったか?」
と一喝。
ミステリオの判定も大きく差が出たが、この試合もほぼ100対0でNAIKA MCの勝利。
言葉の数は倍ほど違ったが、芯がある声量で観客の心を打ち抜いた。



大将(8×4 or 16×2)
呂布カルマ 対 K-razy



一回戦の呂布カルマは確信を付けず、抽象的なラップに留まり
うんともすんとも言えないラップが続きました。
一方でK-razyは絶好調。
「カルマは論破論破」「どんなもんじゃい」
と噛みつき、呂布カルマを完封。




代表戦
晋平太 対 K-razy
K-razyの試合の調子の良さ(とは言え、前の二人の調子の悪さが目立つが)であれば、
この舞台でも晋平太をも勝てるのではと期待。
K-razy「平成が終わらせに来たぞ 偏屈、声がでかいだけ 俺からしたら願い下げ」
晋平太「悪いな俺が声がでかいだけ。俺からしたら小鹿だぜ」
と細かいラインも器用なラインで返し
最後のバースで締めくくる。
晋平太「大抵みんな言ってることは当たってる。 俺は顔が不細工で声がデカいだけで暑苦しい。
お前はRのパクリ。」「お前は王者を背負ってるが、俺もNAIKAもカルマも王者だなんて思ってない」

凱旋のチャンピオンとしてラップしたK-razyの前に
未だチャレンジャーとしてのラッパーが立ちはだかる。
晋平太の勝ちで

もー勝ってまんねん(呂布カルマ, 晋平太, NAIKA MC)勝利。



3試合目
北海道選抜(MC松島, 言×THEANSWER, しろくま
60459(MAVEL, Disry, D.D.S

先鋒 (8×4)
言×THEANSWER 対 Disry




高校生ラップ選手権で見たあのキレキレのラップが今も健在。
言×THEANSWERらしい韻やフローがこの試合で見れた。

言×THEANSWER「俺の頭がチリチリパーマ? アイドルに負けて危なくなるな」
余裕のアティチュードがDisryを圧倒。
言×THEANSWERの勝ち。




中堅 (16×2)
しろくま 対 MAVEL




北海道予選を2度も優勝(2008年、2010年)したしろくまのスタイルは早口と多くの韻を量産する。
2008年のUMB本選で100対0で般若に負けた時からスタイルは変遷し、熱さとバイブスも身に着け
ベストバウトに貢献したMCの一人です。
最近見れなかった有名なMCが本大会は出場し、注目したい点だった。
(ただ正直、今回は本調子じゃなかった)

しろくま「賞金は100万円。3人で333,333円で頑張るぜ」
しろくまらしいライミングを終盤でひねり出すも
終始MAVELのピースなグルーヴの前に本来の良さが出せず、MAVELの勝ち。




大将(8×4 or 16×2)
MC松島 対 D.D.S




この試合は正直ベストバウトの1つだった。
はじめにMC松島の「沖縄のおすすめの場所を教えて」
などという気の抜けたラップだった。

そこでD.D.Sのめちゃくちゃかっこいい声質とラップ
「呼煙魔のビードが勿体ない」
すごく同意。会場は既にD.D.Sの勝ちだなぁと思わせる雰囲気に仕上がった。

と思わせたところMC松島劇場。
MC松島「後攻取ったのに、アンサーがない」
ここからズルズルMC松島の罠に引っかかるD.D.S

気が付いた時には既に焦り、支離滅裂となり、ラップの切れが失われていた。
MC松島の勝ち。

北海道選抜(MC松島, 言×THEANSWER, しろくま)勝ち。





4試合目
罵倒伝2代目($iva, T-TANGG, 椿
down town(FRANKEN, はなび, 黄猿

先鋒 (8×4)
T-TANGG 対 FRANKEN




ビート選択権を持つ先行のFRANKEN
八文字「どっちがいい?」
FRANKEN「マジでそうさ、一曲目!」
とラップが始まる前からブレーキがぶっ飛んだ様子のFRANKEN

T-TANGG「龍道がいるから、まじでくらわねぇ」
FRANKEN「まじでそうさ、まじでそうさ、まじでそうさ」
T-TANGG「下町のおっさん、俺の背中にはシーサイド湘南」

T-TANGGの勝ち
FRANKENの初っ端な盛り上がり方と失速具合が正直筆者の好みでした。





中堅 (16×2)
$iva 黄猿





終始探り合い。
ラップの基礎体力が僅かに黄猿が上回っており
黄猿に軍配。





大将(8×4 or 16×2)
椿 対 はなび



女性相手でも関係なしのはなび
はなび「初代のメッセージを聞け」
椿「声がデカいだけでもういいっしょ。ぶち込む老人ホーム」

熱さがぶつかり合い。ここでは延長。
言葉の剛速球のキャッチボール。
身の上話まで引き合いに出すMCバトルに。
椿「罵倒の看板娘 こいつは堅物ですね」
この試合も歓声が5分と5分。

何度も八文字と正社員が確認し、
熱狂的な男性ファンが確認できたはなびが勝ち。

down town(FRANKEN, はなび, 黄猿)の勝ち。




2回戦(シード戦)
2回戦入るまでにDJ CELORYがプレイ。
デイタイムの会場ということもあり、王道中の王道ソングが流れるも硬い雰囲気。
そこでサイドMCとしてKZが登場。
KZの愛溢れるHIP HOP教育、有難い説法があり、会場は徐々に柔和に。
手も上がり、体を揺らす人も多くなっていった印象でした。
そして会場は温まり、、


1試合目
94−95チーム(MU-TON, SAM, ID
COLORS(PONEY, 句潤, ROWAXXX


先鋒 (8×4)
SAM 対 PONEY

SAM「栃木、田舎町 俺に負けるの仕方ない 優勝俺らしか似合わない」
SAM「サイレントモード マイメンと登場」

PONEYのビートアプローチは全部正解で
良いライムもあり良いグルーヴでしたが
今日のSAMは少年漫画に出てくる主人公のような主役感がありました。
SAMの勝ち。




中堅 (16×2)
MU-TON  対 ROWAXXX


2018年UMBチャンピオン 対 2017年UMB春チャンピオン
これが見れるなんて、もはや戦極でしかあり得ない。
終始ROWAXXXペース
ROWAXXX「ビーツに腕を通す、筋を通す、(ライブの)時間は守れ」
「お前が優勝してUMBがチープ」
音抜きもバッチリ決まって、圧巻のラップ。文句なし。
MU-TONも負けじと
MU-TON「コービーブライアン のび太とジャイアン」
苦し紛れにポケットから出したかのような韻で応戦。
引き分け。

DJ CELORYが「SOUL SCREAM / TOu-KYOu

をかけ、ピースな雰囲気になるも
手を緩めないのがROWAXXX
ROWAXXX「対等で俺が上」

ROWAXXXの納得の勝利。





大将(8×4 or 16×2)
ID 対 句潤

DJ CELORY が「JUSWANA/ BLACK BOX」をかけるも

句潤は敢えてIDが得意そうなビートを選択。
早めの BPMに句潤がバチバチにビートアプローチ。
横で見ているROWAXXXが嬉しそうにしていたのが印象的でした。

試合は残酷。
IDが勝利し94−95チーム(MU-TON, SAM, ID)が勝利。
まさかのCOLORS(PONEY, 句潤, ROWAXXX)がここで見れなくなる事態に。
ROWAXXXIDくんみたいなスター性が欲しかったです」と一言残し、立ち去りました。





2試合目
梅田サイファー(peko, KZ, KBD
もー勝ってまんねん(呂布カルマ, 晋平太, NAIKA MC

もー勝ってまんねんは見ての通り、全員チャピオン級ですが
R指定の故郷は全員が実力チャンピオン級です。
R指定の活躍の裏に力が目立ちませんでしたが、
全員が大阪以外でしたら代表になっていてもおかしくないのというのは
近年のバトルを見ていたら周知の事実。

先鋒 (8×4)
KBD 対  晋平太

期待の韻対決。
まさか晋平太がDJゆのの変則ビートを選択。

晋平太「運命だ 梅田 どっちが上だ?」

KBD「ジェロムレバンナ ゴリラの出番だ」
   「賞金と名声 ゴリラのゲノム」

晋平太「ゴリラのゲノム? 王者と下僕」

KBD「王者と下僕? おっさんヘボくそ」

晋平太「千羽鶴 突破する UNSTOPPABLE」

KBD「自分の弱さは熟知してんねん 俺はバトルMC会のしくじり先生」

終始お互いのライムを拾い合い、綺麗に踏みます。
昨今見られる踏み外してるのに踏んでるみたいなラインではありません。
変則なビートを制したのはKBDでした。





中堅 (16×2)
KZ 対 NAIKA MC

2018年大阪の看板を背負ったKZ
その強さを引きずったままの登場でした。

KZ「俺はシリアスなことしか言わない」
「トカゲが頑張ってる間、おっさん2人は何してる」
16小節無駄にすることなくNAIKA MCを説教。
KZ「適当な関係だったら、適当に韻を踏んで終わる。あんたら二人が好きだ」

その説教に我慢ならず、ブチギレる。
NAIKA MC「てめぇのワンマンじゃねえんだ。MCバトルも音楽なんだよ」

しかし追いつけずKZの勝利。





大将(8×4 or 16×2)
peko 対 呂布カルマ


チャンピオン級を2ポイント先取して大将戦。
ここで一回戦、調子が悪かった呂布カルマに回ります。

peko「R、ふぁんくだけじゃねぇ」
呂布カルマ「梅田の二軍が3人 めちゃくちゃにするけど堪忍な」
peko  「胡座をかくな 手綱放すな アブラカタブラ」
呂布カルマ「刺繍が入ってる 死臭が漂ってる」
peko「死者蘇生 お前の首を切るピアノ線」

ふんだんに相手の言葉を拾いつつも、綺麗に返し応戦が続きますが
調子を取り戻すことができた呂布カルマに軍配。



ここで代表戦


16×2
KZ 対 呂布カルマ
UMB2018年大阪予選でKZ呂布カルマを名指しで否定していたので
これも大きな注目カードでした。

KZ 呂布カルマは何も持っていない 裸の王様 キャラを作ってる」
呂布カルマ「うっせぇ!だせぇ!くせぇ!余計なお世話!俺が強くなるとか知らねぇ!」
KZ「歌詞を飛ばすな 小銭稼ぎに、ここに降りてくるな。 Rと頑張れ。もっと上行け」
呂布カルマ「うっせぇ!だせぇ!くせぇ!余計なお世話!俺がどこ行っても勝手!ほっといて!」

KZの説教が全開、絶好調に思えたものの
感情むき出しにした呂布カルマが完全に持って行き
100対0。呂布カルマ勝ち。


もー勝ってまんねん(呂布カルマ, 晋平太, NAIKA MC)勝利。





3試合目
じょうにがりかしわ(じょう, MC☆ニガリ, かしわ
北海道選抜(MC松島, 言×THEANSWER, しろくま

先鋒 (8×4)
かしわ 対 言×THEANSWER

皆が期待していたMC☆ニガリ 対 言×THEANSWERにならないものの
これも申し分のないカード。

かしわのラガマフィンが飛び出し、会場を掌握。
言×THEANSWER「アンサーがない」
かしわ「フローが俺なりのアンサー」

かしわの勝ち。




中堅 (16×2)
じょう 対 しろくま

しろくま
が10年前を彷彿とさせる良い意味でも悪い意味でも懐かしいラップを見せるものの
会場の反応はいまいち。
じょう「韻踏んでのに上がらないぞ 滑りまくりやぞ」
じょう「しろくま可愛い 魅力がかなり キチガイとラッパーの二足のわらじ しろくま退治」 
ここは若手のじょうの勝ち。




大将(8×4 or 16×2)
MC☆ニガリ 対 MC松島

MC☆ニガリ「松島に勝ったことない 今日は自分を超えたい」
MC松島「勝たせてくれと言われても 今日はダメ 一回くらいはいいけど 今日はダメ」
初めはMC松島が小節を無駄使いするなどして、松島ペースに引き寄せようとするものの
徐々にMC☆ニガリの暑さに飲まれ、言葉が数が増えていってしまい
僅差でMC☆ニガリが勝ち。






4試合目
Millenium Falcon(Novel Core, Hardy, 百足
down town(FRANKEN, はなび, 黄猿

先鋒 (8×4)
Novel Core 対 FRANKEN

なんとも噛み合わせの悪い対決。
Novel Core 「空回り 選手権の肩慣らし」

FRANKEN「お前の口に脱糞食わせる」

Novel Core「客がいるのに自慰行為 いつまでも貧乏人」

FRANKEN「築地ではボーナス5回出るから貧乏人じゃない」

Novel Core「ラップじゃねぇなら意味ねぇじゃん」

FRANKEN「ばーかー 顔面にかけてやるよ オナラ」

圧倒的声量と語彙力の差でFRANKENの勝利。




中堅 (16×2)
Hardy 対 黄猿

DJ TIGUが熱源をかけ、熱源の上で黄猿のラップがバチバチにマッチ。
黄猿が徐々にBESのように見えていく始末。
黄猿「過去の栄光 すがる傾向」
最後まで噛ませずに不完全燃焼のHardy
黄猿の勝ち。





大将(8×4 or 16×2)
百足 対 はなび

これも何とも噛み合わせが悪い対決かと思いきや
百足が出だしから100点のラップ。

百足「減点の対象 はなびが相手でも冷静の対応 定年退職 平成最後に00代表」
正直即興でここまでバチバチにキメられたら気持ちよすぎました。
しかし4本あります。

はなび「HIP HOPの女神はどうしようもない」

バイブス勝負ならはなび
圧巻のラップ体力でした。
はなびの勝ち。


down town(FRANKEN, はなび, 黄猿)勝利。






準決勝
1試合目
94−95チーム(MU-TON, SAM, ID
もー勝ってまんねん(呂布カルマ, 晋平太, NAIKA MC

もうどこが句潤、PONEY、ROWAXXXがいなくなった今
誰が勝ってもおかしくなくなってしまいました。


先鋒 (8×4)
MU-TON 対 NAIKA MC
DJ CELORYの「般若/最低のMC」をNAIKA MCが選択。

NAIKA MCがサンプリングからスタート。

NAIKA MC「日本語ラップど真ん中 すかしてんじゃねぇぞ」

MU-TON「今度はてめえらを狂わせる」

NAIKA MC「すぃすぃしか言わねえじゃねぇか
俺は普通のMCじゃねぇ 俺を誰だと思ってるんだ
NAIKAさんんだよ」

最後、なぜかトレンディエンジェル齋藤をサンプリングして締めくくり
NAIKA MCの勝利。



中堅 (16×2)
ID 対 晋平太
身長差が目立つ対決。
IDは後半の8小節で乗り方を変えるなどして、バリエーションを付ける。
一方で晋平太の黒人ディスに感情的な一面も見せ
IDの怒りがバイブスにも繋がり、IDが勝利。



大将(8×4 or 16×2)
SAM 対 呂布カルマ
DJ CELORYが「キングギドラ/公開処刑」をかけるもDJ TIGUを選択。

呂布カルマ「だせぇラップが嫌いな奴は手を叩け」
公開処刑のサンプリング、敵意むき出し。
一方SAMはやはり圧倒的主人公感。
SAM「嘘つけないぞ ”黒船来航”」
観客を煽る。

呂布カルマ「は?余裕で鎖国中 日本語でラップしてるのに外国って嘘じゃねぇ?」

呂布カルマのヒール感、調子は全開。
1回戦を忘れさすようなキレキレのラップを披露するも
僅差でSAMの勝ち。


94−95チーム(MU-TON, SAM, ID)の勝利。



2試合目
じょうにがりかしわ(じょう, MC☆ニガリ, かしわ
down town(FRANKEN, はなび, 黄猿

先鋒 (8×4)
MC☆ニガリ 対 FRANKEN
MC☆ニガリ「どこのポセイドン 築地から豊洲に移転 お歳暮」
綺麗に攻撃するMC☆ニガリに対して
FRANKENが巧妙に早口を封じつつも攻撃。
FRANKEN「さっきからラップが刺さらない」

それに対して、一発
MC☆ニガリ「って思ってるのは俺なんだけど」

この試合の判定だけはラップの上手さが如実に
MC☆ニガリの勝ち。

FRANKENのラップが飽きられるかと思いきや
様々なバリエーションを見せ、ラップスキル以上に会場を十分に沸かせました。


中堅 (16×2)
かしわ 対 黄猿
DJ YANATAKEのポップなビートを黄猿が選択。
黄猿は後半の8小節でバリエーションを見せるフロー披露。
それに対して、かしわRADWIMPSをサンプリングし「いいんですか?」を熱唱。
黄猿「お前は昔からイカしてたよ」

会場の歓声は半々に。
いつしかの戦極で見せた「鎮座DOPENESS  黄猿」を彷彿させ

会場の歓声では決着つかず、延長。

ずっとかしわはピースな雰囲気を見せるものの
バトルの姿勢を忘れんかった黄猿が自力をみせ、勝ち。
これは傑作、ベストバウトでした。



大将(8×4 or 16×2)
じょう 対 はなび
はなびがDJ CELORY 「JAZEE MINOR/100」を選択。

はなびがガン飛ばしながらも「ふざけたディスはやめような」
じょう「おれがいつ適当なディスをしたよ?」
じょう「15年やったからなんだよ。俺は5年で、ここまできんやぞ」
と、はなびの本大会の今まで試合のラインを拾う。

そこではなびがラップしながらも、じょうの頭を撫でるという罵倒スタイルで応戦。
にらみ合いが続く二人。

じょう「エリート?アスリート?ストリート?ミッションコンプリート」
「これが大阪の回し方、汚ねぇ花火だな」

はなびのフィールド、土台の上に乗った上で
じょうがこの試合を制しました。
ただ、もし先行と後攻が変わっていたら、勝敗がどうなっていたかわかりませんでした。

じょうにがりかしわ(じょう, MC☆ニガリ, かしわ)勝利。



決勝
94−95チーム(MU-TON, SAM, ID
じょうにがりかしわ(じょう, MC☆ニガリ, かしわ

試合前に円陣を組むじょう、かしわ、MC☆ニガリ
非常に可愛らしかったです。

先鋒 (8×4)
SAM 対 かしわ
かしわ晋平太/Check your mic」を選択。

かしわ「決勝戦でれた。初めての光景をありがとう
出る気が無かったけど、じょうに誘われて出た」

SAMかしわが最近ラップを出来ていなかったことを指摘。

かしわ「鬱病で死ぬところまできた。みんなのお陰で生きてる。ありがとう」

SAM「毎日が自分の答え合わせ 俺だってみんなのおかげだらけ」

かしわ「一度死にかけた人間は強いぜ 若いからって舐めて貰ったら困るぜ
マイクで世界を変えられないっていうな」

かしわ黄猿戦でみせたフローの応酬を控え、まさかのメッセージ性重視。
非常にいい試合でした。かしわのラップの幅の真価が見れた非常に良い大会でした。
、、、、、ですが、僅差SAMの勝利。




中堅 (16×2)
MU-TON 対 MC☆ニガリ 
MC☆ニガリ「UMBのスーパースター 俺があん時みたいに食ったるわ」
MU-TONのラップは後半の8小節からバイブスを上げ、メリハリを見せるラップ。
MU-TON「一回も勝ってないけど、もー勝ってまんねんにもう勝ってまんねん、だから儲かってまんねん。」
MC☆ニガリにうまく返せず
最後にMU-TONが歌い上げるフローで決着。

最後の最後でMU-TONのラップが爆発。本当に良い大会でした。
MU-TONの勝ち。




大将
ID 対 じょう
2ポイント先取で追い詰められたじょうですが
なぜかこのままで終わらない雰囲気が醸し出します。

IDがDJ YANATAKE「ICE BAHN/LEGACY」を選択。

ID「こいつは口パクオナニー 俺はラップでon the beats」
じょう「俺が口パクオナニー? 打ち上げ花火」
そして俺の目を見ろとIDを煽る。

ID「あっという間にシーンを塗り替えた。」
じょう「あんたが勝ってもおもろない こいつら全員目の敵 明るい未来は”手の中に”」
観客の”手の中に”の歓声が、会場スクリーンに映し出せれたじょうを揺れるほどの大歓声に。

この一撃必殺で決着。

この試合までずっと制していたじょうだが、
ここ一番でも勝負強さを再発揮。
じょうの勝ち。




そして本大会、3度目の代表戦が決勝戦。
八文字がサイレントを引き上げ
SAM 対 じょう

じょう「みんなは本当にこの試合が見たかったのか?」
「エンターのやり方なら俺に任せろ」
MU-TONとの試合を引き合いに出し、一本目を盛り上げますが
SAM 「大阪?街のしきたり?最後にこけたら何も意味ない」
SAMが懇々と韻を重ね、丁寧にラップをキメこみます。

じょう「俺の仲間が、あともう時期家族になる」
SAM「フッドスター 間違いねぇからぶっ飛びな」

最後の最後まで会場の主役だったSAMが会場の歓声を独り占め。
SAMの勝利。





94−95チーム(MU-TON, SAM, ID)の優勝。
結果、スター性に溢れた3人が会場の気持ちをさらいました。

この盛り上がりがあれば、20章も無事開催されるでしょう。
今から、楽しみで仕方ないですね。


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